前回の記事では、「スキャルピング」と「デイトレード」について解説しました。
今回は、主に「スイングトレード」について解説します。
前回の記事を読んだ方は、次のテーマに飛んでください ^-^
誰が決めたかは分かりませんが、大きく4つに分類されます。
①スキャルピング:「薄皮をはぐ」という意味で、瞬間的なレートの差を狙う手法です。
②デイトレード:1日の中の値動きを狙う手法です。
③スイングトレード:チャート分析から中期的な値動きを狙う手法。
短期トレードに比べ、損益幅が大きくなります。
④長期トレード:基礎的な経済の動きを予測し、投資する方法です。
今回は、「FXチャートと常ににらめっこしてトレードなんて無理だよ。」
と思った忙しいサラリーマンのあなた!
下で「中・長期トレード」について、詳しく説明していきます(*^-^*)
スイングトレードとは、数日~数週間でポジションリスクと期間リスクを中程度に設定して取引する方法です。
どのように取引をするか?を解説していきます。
スイングトレード用のマイルールを設定する。
基本的なルールの決め方は一緒です。
・最大ポジション数を決めます。
・1回の取引当たりの目安利益額と最大損失幅を決めます。
スイングトレードでは、50銭~1円50銭(150銭)あたりが目安でしょうか。
「買い」から入るか、「売りから入るか」を決めます。
スイングトレードでは、デイトレードよりも期間を長めにして、
「4時間足~8時間足チャート」を見て→「1時間足チャート」を見ます。
左が「4時間足」で、右が「1時間足」です。
4時間足では下落トレンドを描いており、1時間足では上昇が始まるか?というところです。
こんな時は、1時間足チャートでトレンドラインを引いてみます。
【1時間足トレンドライン】
この場合、ちょうど「〇」を書いたところで、下落トレンドラインをうわ抜けてきてます。
ここで下落するか、さらにうわ抜けていくか。
下落すると予想→売りから入る
うわ抜けていくと予想→買いから入る
というように、中期的なトレンドを予想することが、とても重要になってきます。
短期トレードは、「タイミング」・「反射神経」・「マイルールの徹底」が重要でしたが、スイングトレードの期間以上になると、「チャートを見極める力」が必要になってきます。
逆に言うと、方向感が合ってれば、勝てます。
「スイングトレード」はエントリーに幅を持たせる。
長期トレードになるほど、ピンポイントでエントリーするのが難しくなってきます。
その場合、最大ポジション数を分散させて、ポジションを取っていきます。
下の図で解説します。
手作り感が出た図で申し訳ありません(/ω\)
1)下落トレンドラインをうわ抜けると予想して、「買い」から入ることと決めました。
2)中期的に見て、そのまま上昇するかもしれないし、下落していくかもしれません。
3)その場合、白い線の前後で分割してポジションを取っていきます。
(決めたマイルールの上限ポジション数は厳守します)
4)緑のラインまで下がってきたら、損切りします(自分の予想が間違っていたと反省)。
スイングトレードでとても難しいのが、この損切りラインを決めるということです。
「ラインを下回った~」→「下落トレンド継続か~と思って損切りしたら、そのあと上に上がったりします (-_-;)
では、どうすればいいか??
損切りラインを分散させるという手もあります。
持っているポジションの半分を緑のラインで損切り、残りの半分はさらに30銭下がったところで損切り。
といった具合です。
「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言がありますが、まさしくスイングトレードで重要なのは、「方向感で利益を取る」ということです。
欲張ってトレードせず、結果的に小ロットになっても確実に利益を積み上げましょう。
「長期トレード」に関して、まずは「日足チャート」→「4時間足チャート」で見てみましょう。
日足を見ると、上に行きそうですよね? そう思いますよね??
でも、正直自分の経験から言うと、ここまでの長期チャートになると分かりません。
というよりも、もはやチャートの形がどうだとか言うよりも長期チャートになるほど、「ファンダメンタルズ要因」が大きく関係してきます。
この「ファンダメンタルズ分析」に関しては、長期トレードの戦略方法と合わせて次回説明します (=゚ω゚)ノ
★★★★★★★★★★★★★この記事のまとめ★★★★★★★★★★★★★
1.「中・長期トレード」には「スイングトレード」と「長期トレード」がある。
2.スイングトレードは「中期的なトレンド」を予想することが大事である。
3.スイングトレードは「分散エントリー」、「分散決済」も有効である。
4.「長期トレード」は「ファンダメンタルズ要因」が大きく関係する。
★★★★★★★★★★★★★この記事のまとめ★★★★★★★★★★★★★
FX初心者向け解説
「スイングトレード」の戦略を解説します
更新日:
前回の記事では、「スキャルピング」と「デイトレード」について解説しました。
今回は、主に「スイングトレード」について解説します。
目次
前回記事のおさらい。戦略は主に4つ
前回の記事を読んだ方は、次のテーマに飛んでください ^-^
誰が決めたかは分かりませんが、大きく4つに分類されます。
①スキャルピング:「薄皮をはぐ」という意味で、瞬間的なレートの差を狙う手法です。
②デイトレード:1日の中の値動きを狙う手法です。
③スイングトレード:チャート分析から中期的な値動きを狙う手法。
短期トレードに比べ、損益幅が大きくなります。
④長期トレード:基礎的な経済の動きを予測し、投資する方法です。
今回は、「FXチャートと常ににらめっこしてトレードなんて無理だよ。」
と思った忙しいサラリーマンのあなた!
下で「中・長期トレード」について、詳しく説明していきます(*^-^*)
「③スイングトレード」の取引方法
スイングトレードとは、数日~数週間でポジションリスクと期間リスクを中程度に設定して取引する方法です。
どのように取引をするか?を解説していきます。
スイングトレード用のマイルールを設定する。
基本的なルールの決め方は一緒です。
・最大ポジション数を決めます。
・1回の取引当たりの目安利益額と最大損失幅を決めます。
スイングトレードでは、50銭~1円50銭(150銭)あたりが目安でしょうか。
「買い」から入るか、「売りから入るか」を決めます。
スイングトレードでは、デイトレードよりも期間を長めにして、
「4時間足~8時間足チャート」を見て→「1時間足チャート」を見ます。
左が「4時間足」で、右が「1時間足」です。
4時間足では下落トレンドを描いており、1時間足では上昇が始まるか?というところです。
こんな時は、1時間足チャートでトレンドラインを引いてみます。
【1時間足トレンドライン】
この場合、ちょうど「〇」を書いたところで、下落トレンドラインをうわ抜けてきてます。
ここで下落するか、さらにうわ抜けていくか。
下落すると予想→売りから入る
うわ抜けていくと予想→買いから入る
というように、中期的なトレンドを予想することが、とても重要になってきます。
短期トレードは、「タイミング」・「反射神経」・「マイルールの徹底」が重要でしたが、スイングトレードの期間以上になると、「チャートを見極める力」が必要になってきます。
逆に言うと、方向感が合ってれば、勝てます。
「スイングトレード」はエントリーに幅を持たせる。
長期トレードになるほど、ピンポイントでエントリーするのが難しくなってきます。
その場合、最大ポジション数を分散させて、ポジションを取っていきます。
下の図で解説します。
手作り感が出た図で申し訳ありません(/ω\)
1)下落トレンドラインをうわ抜けると予想して、「買い」から入ることと決めました。
2)中期的に見て、そのまま上昇するかもしれないし、下落していくかもしれません。
3)その場合、白い線の前後で分割してポジションを取っていきます。
(決めたマイルールの上限ポジション数は厳守します)
4)緑のラインまで下がってきたら、損切りします(自分の予想が間違っていたと反省)。
スイングトレードでとても難しいのが、この損切りラインを決めるということです。
「ラインを下回った~」→「下落トレンド継続か~と思って損切りしたら、そのあと上に上がったりします (-_-;)
では、どうすればいいか??
損切りラインを分散させるという手もあります。
持っているポジションの半分を緑のラインで損切り、残りの半分はさらに30銭下がったところで損切り。
といった具合です。
「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言がありますが、まさしくスイングトレードで重要なのは、「方向感で利益を取る」ということです。
欲張ってトレードせず、結果的に小ロットになっても確実に利益を積み上げましょう。
「④長期トレード」の取引方法
「長期トレード」に関して、まずは「日足チャート」→「4時間足チャート」で見てみましょう。
日足を見ると、上に行きそうですよね? そう思いますよね??
でも、正直自分の経験から言うと、ここまでの長期チャートになると分かりません。
というよりも、もはやチャートの形がどうだとか言うよりも長期チャートになるほど、「ファンダメンタルズ要因」が大きく関係してきます。
この「ファンダメンタルズ分析」に関しては、長期トレードの戦略方法と合わせて次回説明します (=゚ω゚)ノ
★★★★★★★★★★★★★この記事のまとめ★★★★★★★★★★★★★
1.「中・長期トレード」には「スイングトレード」と「長期トレード」がある。
2.スイングトレードは「中期的なトレンド」を予想することが大事である。
3.スイングトレードは「分散エントリー」、「分散決済」も有効である。
4.「長期トレード」は「ファンダメンタルズ要因」が大きく関係する。
★★★★★★★★★★★★★この記事のまとめ★★★★★★★★★★★★★
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